何でも食べたい、食べてみたい、美味しいもの、珍しいもの、いろいろ食べた記録。+気になっているもの。
ホープ軒 ~若かりし日の記憶がよみがえる~ 
2018.02.07 Wed 18:09

新婚旅行は東北一周+東京であった。20年以上も前の話である。
そのころは下北山村に住んでいて、トヨタのハイラックスサーフに乗っていた。
結婚後すぐに子供ができなかった私たちはあちこち旅行した。
ニューヨーク、パリ、北京、シンガポール・・・。
今の旅好きの原点となる数年間だった。

海外旅行は年一回だったが、国内旅行はそれ以上に行った。
近場はもちろん、有給を最大限とって九州を一周したり、尾道や岡山を回ったりもした。
若かったけれどもお金がなかった私たちは、旅行中2日に一回は車で寝た。
サーフの後部座席を倒して、トランクと合わせると二人なら十分に寝ることができた。

「奥の細道」の芭蕉の足跡をぐるっとめぐって東京に入り、「東京都庁」 「カトリック碑文谷教会 (松田聖子が式を挙げた)」 「ジュリアナ東京」 ・・・、おのぼりさんルートを回った。

そのころラーメンブームが起きており (いやブームはその前から、そして今でも続いているとも言えるが)、「なんでんかんでん」 や 「大勝軒」 など、多くのラーメン店がテレビや雑誌などで取り上げられ、賑わいを見せていた。

私たちもせっかく東京に出て来たのだから、有名店で食べてみたいと思い、いくつか店を回ってみた。
荻窪の 「春木屋」、築地の 「井上」 (井上は去年火事で焼けてしまった) など。
このころから私のラーメン好きが始まっていた。

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今回の東京出張で久しぶりに訪れたのがホープ軒。
せっかく東京にいるのだから朝ご飯にラーメンでも食べようと思ったのである。
ちなみにホープ軒は24時間営業、年中無休である。

ホテルから始発に乗るべく神田駅へ。
まだ朝の4時半だというのに、駅前には風俗の客引きがいて、「今なら4000円、若いコなら5000円」 と声をかけてきたが、4000円が逆に気になる。

中央線に乗って千駄ヶ谷まで14分。
そこから右手に建設中の新国立競技場を見ながら歩くこと8分。

新国立競技場


まだ夜明け前の薄暗い舗道には人通りはほとんどなく、ただ12月の冷たい風が吹き抜けていた。
しばらく歩くと右手前方に黄色い灯りが見えてきた。

前に来たときもこんな感じだったか。
必死に記憶をたどろうとするが、思い出せそうで、思い出せない。

ホープ軒


入口で食券を買う。
ラーメンは一種類なので、トッピングで好みに変化させるのだが、私は煮卵をチョイス。

1階はカウンターのみの立ち食いスタイル、2・3階にはテーブル席があるようだが、上がってないのでよくわからない。
先客は5名、早朝にしてはまあまあの客入りか。

待つこと数分、ラーメンがやってきた。

ホープ軒


豚骨と醤油を組み合わせ、背脂を振り掛けたこってりスープ。
独特のコシがある中太麺、具はチャーシュー、メンマ。
席においてあるネギは入れ放題、辛味を加える辣醬。

20数年前に食べた味の記憶がよみがえってくる、と同時に若かったころの懐かしい思い出が次々と頭に浮かんでくる。。
今では子供もできて家族で旅行するようになり、車で寝ることもなくなったけれど。

今回は一人出来たけれど、次に来るときは嫁さんと一緒に来たいと思う。
まあ、当時から食べに行く店はほとんど私が決めていたから、嫁さんの記憶にはすでになくなっているかもしれないが。

そんなことを考えながら、ラーメンを食べ終わると、街は少し明るさを取り戻し、新しい一日が始まろうとしていた。
私は来た道を戻り、ホテルへ帰ったのであった。


ホープ軒
TEL.03-3405-4249
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9
24時間営業 / 年中無休
JR千駄ケ谷駅より徒歩7分
http://www.hopeken.co.jp/




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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ

タグ : ラーメン

category:食べ歩き 奈良県外
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