何でも食べたい、食べてみたい、美味しいもの、珍しいもの、いろいろ食べた記録。+気になっているもの。
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2018.03.24 Sat 17:57
JR奈良駅近くのカレー屋さんに嫁さんと二人でいた。 注文して、料理が出てくるのを待っていると、私のスマホのメール着信音が鳴った。 自分のホームページの掲示板に投稿があるとメールで知らせてくれるようになっているのだ。 内容は gen さんからのラーメン博のレポであった。 今日、100年会館でラーメン博が開かれているのは知っていたが、去年も整理券がどうとか、なかなか大変だったので、今年はスルーしようと思っていた。 でも、せっかくレポしてくれる人もいることだし、JR奈良駅近くにいるし、嫁さんはコーヨーで買い物すると言うし、その間、ちょっとだけ様子を見に行くことにした。 ![]() ![]() 長蛇の列か、整理券で2時間後とか、そんなことだろうと思って会場に着いたら、「なんということでしょう」 待ち時間なしのブースがあるではないか。 すかさず、嫁さんに 「一杯食べる」 とラインを入れ、ブースの入口まで行くと、チケットを買ってこいと言う。 それは、別にいいのだが、チケット売り場が、100年会館の南側だという。 遠いがな・・・ 仕方がないので、急いでチケットを買いに行く、なにしろ、嫁さんが買い物をし終わるまでに食って戻らなければならない。 走れメロス! 整理券のいらないすぐに食べられるブースは2つあった。 一つは 「らぁめんシフクと麺や清流」 のブース、 もう一つは 「ラーメン モリンと博多とんこつ真咲雄」 のブース。 もつ鍋風のラーメンは何となく味のイメージができたので、 「らぁめんシフクと麺や清流」 のブースへ。 ![]() ![]() ほとんど人のいないジグザグ道を くらくらしながら右左と進み、ブースの前まで来ると、10人ほどの人がラーメンが出来あがるのを待っていた ・・・と思ったら、全然前進しない。 中の人がラーメンを作っていないのだ。 ??? こんなことでは嫁さんの買い物が終わってしまうではないか。 隣のもつ鍋風は次々と客にラーメンを出している。 そうこうしていると、シビレを切らした前のおっさんが、「何で作らへんねん」 とキレだした。 店の人は、寸胴を指差して、何か言い訳をしていたが、時間が気になる私は悪いことしか思い浮かばない。 わざと列を作ろうとしているのではないか・・・? ・・・と思ったら、急に麺を茹で始めて、そこからはあれよあれよという間に自分の番になった。 疑惑は残ったままである。 さて、ともあれ、ラーメンを受け取って、近くのテーブルへ。 ![]() ![]() らぁめんシフク(福岡県)×麺や清流(大阪府) 【男の絆 魚介鶏白湯ラーメン】 『らぁめん シフク』は、某人気ラーメン誌で 総合GPを受賞した店でもあり、最新のナンバーワンの店。『麺や 清流』は最近、東大阪に移転し、さらに話題が高まっている店だ。 博多『らぁめん シフク』の鶏白湯と大阪『麺や 清流』の秋刀魚のスープを合わせた極上スープは今回だけ…。 一口目は博多風の豚骨、二口目からは奥の方に魚介の出汁が感じられるマイルドなスープ。麺は細めのストレート、具はオーソドックスにチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ。 ラーメンを食べ終わって、嫁さんにラインを送ると、「ちょうどレジ」 とのことであった。 間に合った、セリヌンティウス! ということで、ラーメン博で、一杯だけラーメンを食べて帰った話でした。 P.S. 奈良ラーメン博は明日 (3月25日) も開催されます。 |
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2018.03.07 Wed 18:08
中国・成都で自分への土産として、インスタントラーメンを買ってきた。 春熙路のイトーヨーカドーで 6.9元。 イトーヨーカドーと書いたところで話はそれるが、奈良のイトーヨーカドーが閉店して、この春、新たなショッピングセンターとしてオープン予定である。 このオープンに伴って、店名を募集していたのだが、 副賞がハワイ旅行であった。 ハワイには行ったことがないが、自腹で行くほどのこともない、どうせなら、中央アジアやモロッコ、スリランカ、ペルーなど、もっとディープな場所に行きたい。 タダでいけたらラッキーと副賞狙いで応募した私の案が、 ココフェスタ奈良 「ここでいつも祭りをやってるよ」 coco はフランス語で子供の愛称で、“ココフェ” という略称も言い易い。 「これは、もらったな」 と密かに旅行の準備をしていたのだが、結果 落選・・・。 ミ ナーラ・・・ ちっ!! 話は戻って、成都土産のインスタント麺。 ![]() 阿宽 油泼辣子面 袋を開けると、幅広の乾麺と4つの袋・・・ かわいらしいキャラクターが、「うまいよー」 か 「辛いよー」 か、どうか 知らないが、何か言っている。 写真から、スープ麺ではなさそうなことはわかるが、どうやって作るのか・・・、適当に作るわけにもいかないので、裏面の作り方を読んでみるが・・・ ![]() わからん! 中国語がわからないのは、こちらのせいだから仕方がないにしても、 右側の絵が意味不明すぎる。 1.まず、器に麺を入れ、湯を注ぐ。 ![]() 2.・・・で、2番目の絵は何を意味する? 湯切りするのか? どの調味料を入れる? 白い器にどれかの調味料を入れるようだが、器に湯が入っているのか、調味料は何か、ぜんぜんわからない。 わからん・・・ わからんが、最終 和え麺になったらいいと思って、全部の調味料 (袋) を入れました。 ![]() 完成~ 歯ごたえのある幅広の麺、辣油と香辛料の香りが立って、なかなかうまい。作り方が合っているかどうかわからないが、日本ではあまり食べられない味だ ・・・と ここで、思い出した。 これは、学園前のパラディにある 「王楽園」 の辣子麺とビャンビャン麺を合わせたものではないか。(王楽園の記事はこちら。) ![]() ![]() 左:辣子麺 右:ビャンビャン麺 辣子麺とタレがほぼ同じ味付けだし、ビャンビャン麺もよく似た幅広の麺である。 あらためて見るとパッケージに 陕西特色面品 とあり、王楽園は西安 (陕西省) 料理の店である。 なるほど、こんなところで繋がるのか、と感心しつつ、通販でもいいので、どこかで この商品を手に入れ、今度はきちんと作り方も調べた上で、もう一度食べてみたいと思ったのである。 |
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2018.02.07 Wed 18:09
新婚旅行は東北一周+東京であった。20年以上も前の話である。 そのころは下北山村に住んでいて、トヨタのハイラックスサーフに乗っていた。 結婚後すぐに子供ができなかった私たちはあちこち旅行した。 ニューヨーク、パリ、北京、シンガポール・・・。 今の旅好きの原点となる数年間だった。 海外旅行は年一回だったが、国内旅行はそれ以上に行った。 近場はもちろん、有給を最大限とって九州を一周したり、尾道や岡山を回ったりもした。 若かったけれどもお金がなかった私たちは、旅行中2日に一回は車で寝た。 サーフの後部座席を倒して、トランクと合わせると二人なら十分に寝ることができた。 「奥の細道」の芭蕉の足跡をぐるっとめぐって東京に入り、「東京都庁」 「カトリック碑文谷教会 (松田聖子が式を挙げた)」 「ジュリアナ東京」 ・・・、おのぼりさんルートを回った。 そのころラーメンブームが起きており (いやブームはその前から、そして今でも続いているとも言えるが)、「なんでんかんでん」 や 「大勝軒」 など、多くのラーメン店がテレビや雑誌などで取り上げられ、賑わいを見せていた。 私たちもせっかく東京に出て来たのだから、有名店で食べてみたいと思い、いくつか店を回ってみた。 荻窪の 「春木屋」、築地の 「井上」 (井上は去年火事で焼けてしまった) など。 このころから私のラーメン好きが始まっていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回の東京出張で久しぶりに訪れたのがホープ軒。 せっかく東京にいるのだから朝ご飯にラーメンでも食べようと思ったのである。 ちなみにホープ軒は24時間営業、年中無休である。 ホテルから始発に乗るべく神田駅へ。 まだ朝の4時半だというのに、駅前には風俗の客引きがいて、「今なら4000円、若いコなら5000円」 と声をかけてきたが、4000円が逆に気になる。 中央線に乗って千駄ヶ谷まで14分。 そこから右手に建設中の新国立競技場を見ながら歩くこと8分。 ![]() まだ夜明け前の薄暗い舗道には人通りはほとんどなく、ただ12月の冷たい風が吹き抜けていた。 しばらく歩くと右手前方に黄色い灯りが見えてきた。 前に来たときもこんな感じだったか。 必死に記憶をたどろうとするが、思い出せそうで、思い出せない。 ![]() 入口で食券を買う。 ラーメンは一種類なので、トッピングで好みに変化させるのだが、私は煮卵をチョイス。 1階はカウンターのみの立ち食いスタイル、2・3階にはテーブル席があるようだが、上がってないのでよくわからない。 先客は5名、早朝にしてはまあまあの客入りか。 待つこと数分、ラーメンがやってきた。 ![]() 豚骨と醤油を組み合わせ、背脂を振り掛けたこってりスープ。 独特のコシがある中太麺、具はチャーシュー、メンマ。 席においてあるネギは入れ放題、辛味を加える辣醬。 20数年前に食べた味の記憶がよみがえってくる、と同時に若かったころの懐かしい思い出が次々と頭に浮かんでくる。。 今では子供もできて家族で旅行するようになり、車で寝ることもなくなったけれど。 今回は一人出来たけれど、次に来るときは嫁さんと一緒に来たいと思う。 まあ、当時から食べに行く店はほとんど私が決めていたから、嫁さんの記憶にはすでになくなっているかもしれないが。 そんなことを考えながら、ラーメンを食べ終わると、街は少し明るさを取り戻し、新しい一日が始まろうとしていた。 私は来た道を戻り、ホテルへ帰ったのであった。 ホープ軒 TEL.03-3405-4249 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9 24時間営業 / 年中無休 JR千駄ケ谷駅より徒歩7分 http://www.hopeken.co.jp/ |
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2017.09.16 Sat 16:02
「せやねん」 というテレビ番組がある。 もちろん、関西ローカルである。 「せやねん」 があるなら、、「なんでやねん」 とか 「ちゃいまんねん」 とかもありそうだが、 「あほやねん すきやねん」 は実際にある。 その、「せやねん」 の中に 「ソラシラナンダ」 というコーナーがあって、関西で一番こってりなラーメンはどこか調査していた。 ![]() ![]() スープが入ったガラス瓶の中に卵形の重りを入れ、その沈む時間でこってり度を測るのだが、その測定器の名は、 スープこってりチェッカー健ちゃん という。 (もちろん、健ちゃんとはトミーズ健のことである) さすが、関西ローカルである。 ちなみにカップヌードルカレーが、1秒97、無鉄砲が、3秒84である。 途中、スープがこってり過ぎて、重りが沈まず、重さを増やした こってりチェッカー健ちゃん2号が作られるなどしたが、 ![]() ![]() とうとう、極鶏では全く重りが沈まず、測定不能となってしまった。 続いて、まりお流へ行き、オリンポスを測定したら、3分00秒24だったので、極鶏が関西一こってりラーメンということになった。 しかし、この結果に納得がいかない まりおさんが、後日、オリンポスをさらにこってりさせたパワーオリンポスを作り、測定不能、同立の一位となり、さらに、店主の熱意がこってりということで、まりお流が関西一こってりということでコーナーは終了した。 ![]() ![]() なんのこっちゃ。 後日、まりおさんはHPにこのときのことを綴られていた。 今回の再録画撮影に参加したのはオリンポスの濃さは世界で僕しか作れない事を主張したかったし日本一濃いラーメンを作れるラーメン屋と言えばまりお流らーめんだと世間に言いたかったからです。 決して他所のラーメン屋と争う気も無ければ仲良くする気もありません。人は人、自分は自分です。 まりおさんらしい言葉である。 ・・・で、まりお流には何度も行き、霧島、富士山、チョモランマからオリンポスまで実食し(パワーオリンポスはさすがにまだです)、さらには7人の侍からも制覇した私だが、ぜひ極鶏に行かなければならないと思っていた。 そして、京都に用事があったときにやっと訪れることができたのである。 ![]() ![]() 実際食べてみると、やはり濃いし、そもそも、麺がスープに沈んでいない、相当こってりしている、 ・・・のだが、何か違う。 「まりお」 がスープをどこまでも煮詰めたテロッとした感がするのに対して、こちらはポタージュのような、肉そのものの味がしたのである。 どちらが好みかは人によるだろう。 ちなみに極鶏のカップ麺を買って食べてみたが、これは全く濃くなかった。 ![]() ![]() 万人受けを狙ったのか、濃いスープをカップ麺で再現すること自体難しいのか、よくわからないが、やはり、こってりラーメンは店舗で食べるべきであろう。 極鶏 住所 京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7 電話番号 075-711-3133 営業時間 11:30~22:00 定休日 月曜日 駐車場 無 ホームページ blog twitter 極鶏の記事はこちら。 まりお流 住所 奈良市尼辻433-3 電話番号 0742-35-1102 営業時間 18:00~翌1:30 定休日 水曜日 駐車場 有 ホームページ http://www.marioramen.com/ まりお流の記事はこちら。 |
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2017.07.18 Tue 21:01
②にして早くも完結編である。 もちろん、吉村家で元祖家系ラーメンをいただいた後、本場さながらの台湾料理の店に行ったり、中華街で朝粥を食べたり、横浜スタジアムの中で食べるためのハンバーガーをテイクアウトしたりしたのだが、本サイト (奈良グルメ図鑑) の方に奈良以外グルメ図鑑というジャンルを新たに作ったのでそちらをご覧いただきたい。 今回は土日と交流戦を2試合 (1勝1敗) 観た後、新幹線で奈良へ帰る前に新横浜ラーメン博物館で食べたものを紹介したい。 ![]() ![]() 新横浜ラーメン博物館は今さら説明の必要はないと思うが、全国のラーメンを一堂に集め、京都の拉麺小路、博多のラーメンスタジアムなどのフードパークの先駈けともなった施設である。 入場料は大人310円、現在北は北海道から南は沖縄まで、さらに海外も含め、9店舗のラーメンが集まる。 その中から私たちがまず入ったのがこちら。 ![]() ![]() 利尻らーめん味楽 日本三大昆布「利尻昆布」をふんだんに使った「焼き醤油ラーメン」は旨味が凝縮した極上の一杯です。 テレビでは何度か見たことがあるが、日本一ハードルが高いといわれるラーメン店。北海道、利尻島に行くには飛行機とフェリーを乗り継いで行かなければならない。 いくらラーメン好きといっても、さすがに行けないだろうな、とあきらめていたがラッキーなことに横浜でいただくことができた。 ![]() ![]() 左:焼き醤油ラーメン (ミニ) 高級食材として知られる利尻昆布を大量に使った濃厚スープ。注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焦がし、香ばしさとコクを出す。 右:焼き塩ラーメン (ミニ) 焦がし醤油と比べるとあっさり感はあるが、昆布の風味はこちらの方がより強く感じられる。麺は西山製麺の中太縮れ面。 次に入ったのがこちら。 ![]() ![]() 無垢-muku-ツヴァイテ 食にうるさいフランス人やイタリア人をはじめ、ヨーロッパ中の食通がわざわざドイツまで足を運ぶ、ヨーロッパで最も注目を浴びるお店が日本初上陸。 利尻よりもさらに遠いドイツのフランクフルトからの出店。 ![]() ![]() 左:無垢ラーメン (ミニ) 定番の豚骨醤油スープは少し泡立ててクリーミーな味わい。ピザ用の小麦とパスタ用のデュラム粉を配合した平打ちの極太麺。具は炙りチャーシュー、海苔、ネギ。 右:無垢ツヴァイテラーメン ドイツ料理のザワークラウト (キャベツの漬物) をワインで煮込み、鶏脂で火を入れ、スープと合わせる。これにベーコンが入ったドイツらしい一杯。 無垢ツヴァイテラーメンが普通サイズしかなかったこともあって、お腹が一杯になったが、この後、昭和の街並みを楽しんで、奈良に帰ったのであった。 新横浜ラーメン博物館 横浜市港北区新横浜2-14-21 045-471-0503 無休 11:00 (土日 10:30) ~21:00 (23:00) http://www.raumen.co.jp/ P.S. お土産で買って帰ったもの。 ![]() ![]() YUJI RAMEN 店主は長年アメリカで魚の卸に携わった「魚のプロフェッ ショナル」鮮魚の旨味を引き出すラーメンは、マグロのアラを強火で白濁させた「ツナコツ」が看板メニューです。 ツナコツラーメン マグロのアラを強火で炊き上げ、白濁させた鮪骨スープ。麺はスープによく絡む極細ストレート。 |
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