何でも食べたい、食べてみたい、美味しいもの、珍しいもの、いろいろ食べた記録。+気になっているもの。
萬御菓子誂處 樫舎 ~オーストラリアから留学生が来た~ 
2017.05.11 Thu 18:56
 
息子が通う高校から留学生のホームステイを受け入れてほしいという話が来た。

海外旅行はけっこう好きで、これまで いろいろな国に行ってはいるが、海外からの留学生を受け入れるのは初めてである。

4泊5日とまあまあの長さで、平日は無論息子と一緒に高校へ行くのだが、問題は休日である。

土曜日は息子と留学生2人の3人で大阪に行き、大阪城やらポケモンセンターで一日過ごした。それはいい。

そして、日曜日、なぜか、息子は学校の行事で出かけていき、留学生だけが家に残った。学校からのプリントにはホストファミリーと留学生でお過ごし下さいと書いてある。


なんでやねん~


ようわからんが、仕方ない。何とかホストファミリーでもてなしたい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<↓ ここから、ルー大柴入ります>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


午前中は奈良公園で ディアにクラッカーをやったり、ビッグブッダを見たり と超ベタな奈良観光をして過ごした。

さて、アフタヌーンだが、ホストファミリーが全力で考えた渾身のプラン、和菓子のコースを留学生にエンジョイしてもらいたい。

萬御菓子誂處 樫舎


萬御菓子誂處 樫舎

場所はならまちセンターの南、粟や最近はミアズブレッドが移転してきた一角。

春日大社など奈良の有名社寺からの誂え菓子を手がける和菓子店、昨年からカウンターで作りたての和菓子をいただけるコースが始まった。

ここならきっと留学生にも 日本のカルチャーをイントレステッドしてもらえるだろう。


さて、予約していた時間の少し前に着くとまだ先客がいた。私たちの後にもリザベーションが入っていたから、かなり人気のようだ。

先客が席を立ち、私たちホストファミリー3人と留学生2人とでカウンター席に着くと、店主のあいさつがあり、コースがスタートした。

萬御菓子誂處 樫舎


「和菓子の味は畑から、職人は食感を表現するだけ」

なるほど、いい言葉だ、名言といってもいい。しかし これをどうやってオーストラリア人に伝えればいい・・・?

私たちは知っている英単語を並べ、翻訳アプリも駆使し、身振り手振りも加えながらなんとか言おうととする。さらに少し英語ができるスタッフも交えて店主の話を訳していく。


これは大変な1時間になりそうだ。


店主がわらび餅を作り始める。

「わらびの根からとった粉だけを使います。他の澱粉を入れるとこの色は出ません」

根はルート、わらびは・・・ワラビルート・・・・・・


わかるか!


仕方がないので画像検索でわらびの写真を見せる。


IW-sansai-011_11.jpg


二品めの和菓子が出された。

桜きんとん「春霞」と抹茶。

萬御菓子誂處 樫舎


「備中白小豆を使ったあっさりとしたこし餡と3年間寝かせた青森の山の芋、濾し器は馬の毛を使っています。」

オカヤマプリフェクチャー・・・レッドビーンズ・・・スリーイヤーズ・・・ホーステイル・・・

助けてくれ~!!


そうこうしていると

冷ましていたわらび餅が出てきた。

萬御菓子誂處 樫舎


「器は漆塗りのものを使っています。長く使っていると下地の黒い部分が出てきますが、それこそが本物の証です」

「私は徳島出身ですが、奈良に来たとき400年保証という言葉が最初は信じられませんでした。」

「伝統工芸といいますが、私は新しいものが一番優れていると思います。そうじゃないと廃れていますから。」


ヒー セッド・・・・・・ 

勘弁してください・・・

このあたりで、あきらめかけている自分がいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<↑ ルー大柴ここまで>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、最後の一品。

萬御菓子誂處 樫舎



賞味期限1分の最中

作りたてで熱々の餡と、水分が吸ってしまわないうちにサクサク感をいただきたい皮。酒好きで甘いものは苦手な私だが、本当においしいと思った。

留学生たちもそう思ってくれただろうか。←訳すのをあきらめてる。


最後、ほうじ茶が出て、一煎目と二煎目の味の違いを説明された。

留学生たちは 「ほうっ」 という顔をして、お茶を飲んでいる。笑みが浮かんでいたような気がしたのは私だけだろうか・・・


きっと大丈夫


きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う♪

日本の文化がオーストラリアに伝わったと信じている。



萬御菓子誂處 樫舎
住所 奈良市中院町22-3
電話番号 0742-22-8899
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日
駐車場 有
ホームページ http://www.kasiya.jp/
カウンターのコースは前日までに予約要

奈良グルメ図鑑でのページはこちら。



萬御菓子誂處 樫舎和菓子 / 近鉄奈良駅京終駅

昼総合点★★★★★ 5.0


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長谷寺参道で草餅 ~白酒屋&寿屋 
2014.04.30 Wed 21:01
 
長谷寺に行ってきた。

なぜ行ったかというと桜井に新しい回転寿司の店ができたからであって、長谷寺の方がついでである

平安時代の貴族などは何泊もしてわざわざ京都から長谷寺参りをして、やっと着いたと思ったら、「しばらく来いひんかったな、忘れとったか?」 と梅の花とともに嫌みを返されたりして大変だというのに・・・である。

長谷寺長谷寺


その長谷寺では春の特別拝観が行われており、高さ10mという十一面観世音菩薩立像を拝むことができた。特別拝観だけに特別に観音様の足に触ることができて、触りながら願いを唱えると どんな願いでもかなうそうである。


「世界平和」を願っておいた。


さて、長谷寺に参ったのにはもうひとつ理由(わけ)があって、名物の草餅をいただくためである、と、どこまでも食い意地がはっていて、我ながら情けない。

着いたときに降っていた雨は長谷寺を出たときにはやんで、参道にはしっとりとした空気が流れていた。

両側の店はここぞとばかりに客引きをしており、試食も食べ放題の様相を呈していた。

長谷寺参道白酒屋


目星をつけていた店は二つあった。

一つは白酒屋。

>「白酒屋」の看板は明治八年、造り酒屋として長谷寺門前町にあがりました。それ以来、永きに渡って「初瀬詣で」へ訪れる人々を見送り、有り難い事に今日まで商いを続けさせて戴いております。名物「くさ福餅」は、昔ながらの製法を受け継ぎ、一つ一つに心をこめて作り上げてあります。生地には最高の上用粉を使い、色粉などは一切使用せず、天然ヨモギの特に香りと色の良いものをふんだんに練りこみ、最終仕上げには人力による杵づきを行い、 手作り本来の粘りと食感を与えております。

>餡は、北海道産の最上級アズキによる自家製餡にこだわり、当店の生地に最も馴染むものをと職人が日々吟味して炊き上げます。決して気取らず、ご賞味下さった皆様に郷愁の念を抱いて戴ける、懐かしく素朴な草餅をこれからも造り続けて参ります。アズキ本来の風味を楽しめる粒餡を使用し、鉄板にて芳ばしく焼きあげた「お焼き」、あっさりと仕上げた漉し餡を生地で手包みした 「青」と御座いますので、どうぞあわせてご賞味下さいますよう、お願い申し上げます。
(白酒屋HPより)


白酒屋白酒屋 柿の葉寿司


よもぎ餅に関しては上記の通りで、ほどよい苦味がなかなかうまい。家で食べるときにフライパンで表面をさっと焼いたら風味がアップした。

この店、柿の葉寿司も作っていて、これも試食させていただいた。大手のものよりも塩分が強いのは手作りだからだろう、懐かしい味であった。買って帰った。


さて、もう一つは寿屋という店。

るるぶのようなメジャーなガイドブックにはこちらが載っていることが多い。

寿屋寿屋


客引きが全然なかったかわりに、貼紙がやたらと多い。

どこのお店が一番おいしいか答が書いてあるでしょ どこに?

添加物、着色料は一切使っていない草餅はその日のうちに食べてほしいとのこと。冷凍すればしばらくもつらしい。

大手口コミサイトには、「冷蔵庫に入れてあったのに次の日には傷んでいた」 とあり、

そうとう足が速そうだ。 ジョイナーを超えるに違いない。

ちなみに、この口コミの最後には 「二度と買わない」 とあり、CP1という評価であったが、それはちょっと違うと思う。

まあ、この手のサイトはあくまでも個人の感想であり、読み手に読解力が必要だということである。

寿屋寿屋


私たちは当然であるが、その日のうちにいただいた

焼きと生の2種類であったが、焼きは香ばしく、生はしっとりとよもぎの味もしっかりとしたどちらもなかなかのお味であった。

長谷寺に行く機会があれば、またお土産にも買って帰りたいと思う。


総本舗 白酒屋
桜井市初瀬728-8 長谷寺門前
0744-47-7988
10:00~17:00 
金休 P無 HP

総本家 寿屋
桜井市大字初瀬755
0744-47-7249
9:00~17:00
不定休 P無


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なかにし 
2008.05.04 Sun 21:07
明日はこどもの日。

子供らの話では給食にもかしわ餅が出たらしいが、ここはやはり、もう少しいいものも食べさせたいと思い(いや、決して給食がまずいというわけではなくて…)ならまちの「なかにし」でちまきとかしわ餅を買った。

なかにし


この店、大正5年(1916)創業という老舗なのだが、今でも新しい創作菓子に取り組んでいるというなかなか志の高い立派なお店なのだ。



店内のガラスケースには定番のお菓子や季節のお菓子など、美しい和菓子がまるで宝石屋さんのショーケースのように並んでいる。

なかにし


かしわ餅はこしあん、つぶあん、みその3種類。

なかにし


みそというのがちょっと変わっているが、そうクセもなく生地の餅にによく合っている。
1個、170円也。



もう1種類買ったちまきはなんと1本、280円!

なかにし


写真は5本ひとくくりなので1400円の品。

しかし、いいものを食べさせたいという親の願いだから仕方ない。

実際、味の方はというと、やっぱり違うというのが嫁さんの感想。もちろん私も美味しいと思ったが、きっちり作ってあるものはそれなりの値段がするというものだ。

今日のちびまるこちゃんでも「こどもの日は子どもが好きなようにする日ではなく、子どもの成長を祝う日だ」とお母さんが言っていた。

こうして、一年間無事に過ごし、一つ歳を取ったということに感謝しながら、おいしいちまきとかしわ餅をいただいた、それが幸せというものである。




御菓子司 なかにし
奈良市脇戸町23
0742-24-3048
10:00~17:30
月休(祝営業)P無 HP






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