何でも食べたい、食べてみたい、美味しいもの、珍しいもの、いろいろ食べた記録。+気になっているもの。
2008.05.25 Sun 21:17
イトーヨーカドーに用事があったので(といっても私たちはここをイトヨーと呼んで、用事があろうとなかろうとしょっちゅう行っているのだが…)中で昼ご飯を食べようということになった。
旧そごうの時と違ってカジュアルな店、チェーン店が多くなって、レストラン街としての魅力は少なくなってしまったが、それでもいくつか好みにしている店がある。 その一つがここ、「千房」。 ![]() 実は本編の記事で千房とぬかるみの世界の関係って何でしたっけ?みたいなことを書いたら、丁寧に答えてくれた方がいてありがたかった。 その答えをここに記しておきたい。 (ぬかるみの世界)懐かしいです。鶴瓶・鶴光・などが曜日別にFM大阪で放送していた深夜放送です。 私の記憶では、その当時千房はチェーン店ではなくFM大阪の近くにあったお好み焼き屋です。 鶴瓶も若く(アフロ時代)深夜放送が終了すると腹が減り、深夜まで開いていた千房へ食べに行っていたみたいです。鶴瓶は当時ギャラも安く、お金をあまり持っていなかったので、店主から番組中に千房を宣伝したら、無料でお好み焼きをスタジオへ持って行くと約束していた様です。 リスナーも千房へ行って、店主の耳元で(ぬかるみの世界)と行ったら半額になった記憶があります。それから千房はどんどん大きくなりチェーン展開するようになりました。 もし記憶が間違っていたらごめんなさい。 なんせ、30年位前の記憶ですので・・・ 私も中学生ぐらいのときによくラジオを聞いていた。 それでもヤンタンやヤンリクを12時頃まで聞いて残りは120分テープに録音して次の日に聞くのが精一杯だった。 ましてやぬかるみの世界やオールナイトニッポンなどのさらに深夜の番組は友達から話を聞いたり、土曜日に無理して起きて聞いたりしただけで、よくわかってなく、ぬかるみの世界と千房の関係もうろ覚えだったのである。 その千房も今では60店以上の店舗を持ち、ホノルルまで支店を出すまでに大きくなった。 ![]() メニューを見ると意外とオーソドックスな構成で奇をてらったものはない。 昼間とはいえ、お好み焼きにはビールが必要と決めているので、生ビール中(500円)と鉄板焼き盛り合わせ(850円)を注文。 ![]() 味のことをあまり言いたくないが、バターで焼いているので甘さが強く、ビールに合わない感じがした。それにちょっと高いかな。 ![]() 子供らにしてみればご飯もほしいだろうと思って注文した豚キムチ丼ハーフ(480円)。 これはなかなかおいしかった。 ただしかなり味はかなり濃い。 うちは奈良グルメ図鑑というサイトを運営していることもあって、基本的に前に食べたことがあるものを避けて注文する。 前に来たときは普通に豚玉、それから、焼きそば、モダン焼きを食べたので、それをはずすと注文するものが限られてくる。 …ということで今回はネギ焼きをオーダー。 ![]() 同じようにチェーン展開する「風月」と違って千房は焼かれて出てくる。 やはりここは関西人らしくコテで食べる。←この方が断然おいしく感じる。 カリッと焼かれてなかなかうまい。(´ー`) トッピングは半熟卵とネギ(どちらも+100円)ができるがネギ焼きにネギはあり得ないので半熟卵にしてみた。 結局、昼間っからビールを2杯飲んで、よいよいになってしまった。 ![]() 千房 奈良市二条大路南1丁目3-1 0742-36-7477 11:00~23:00 無休 P有 HP |
![]() |
2008.05.24 Sat 16:19
町屋カフェとしても、インド系エスニックカフェとしても、自然食の店としても…、いろんな意味で草分け的存在の店「あしゅーら」。
![]() それでも、もとは高畑にあった店を今の店主が引き継いで今の場所にオープンさせたという経緯がある。 今では隣にも中国茶カフェや雑貨店などの店ができて賑やかになったが、オープン当初は奈良駅からも遠い(京終の方が近い)こともあって大丈夫?思うような立地である。 前回訪問したのが3年前ということで、ひと月ほど前に久しぶりに行ってみたのだが、このときは「ご飯がなくなって、これから炊くので30分ほどかかります」と言われ、Uターンした。 知り合いから聞いた話だが、人が足りないときに急遽、食事代をバイト代に客に手伝いを頼んだという話もある。 万事こんな感じで入り口のところには「時間がかかる店です。それでも良ければ入って下さい」といった意味のメモが貼られてある。 この日は幸運にもご飯もなくなってなかったし、席も空いていた。 店内はインドやアジアのタペストリーや楽器などが飾られていて、作家の名前が書かれた雑貨や、骨董品などが売られている。 ![]() 初めて来た人はビックリするかもしれないが、ここのテーブルはほとんど地べた。 床にあぐらをかいて座り、くつろいで食事してほしいという店主の考えなのだろう。 少々食べにくいが、この店の空間にピッタリ合って落ち着けるのである。 店主は「昼寝でもしていって下さい」というのだが、本当に昼寝でもしていきたい雰囲気なのである。 ![]() 食事のメニューはすべて無農薬で有機栽培の野菜と玄米を使ったもの。 人気の品は「danchu」にも掲載されたオムライスとカルカッタ風の玄米カレー。 他に単品メニューがいくつかあるが、開店すぐに行ったにもかかわらず、サモサと全粒粉のパンは売り切れていた。 オムライスはノーマルでは少し辛みがあるが、チリを抜いたケチャップ味もある。 この日は子どもが食べたいというので辛みを抜いたケチャップ味にする。 ただ、クミンなどのスパイスの味が子どもにはきつかったようでたくさんは食べなかった。 ![]() もう一つ頼んだのがスープスパゲティ。 あしゅーら風ペペロンチーノとある。 なぜかメニューに「0分ぐらいかかります」と書かれているが実際は20分らしい(HPには10分とあるが…)。 ![]() 実はこのスープスパゲティもスパイスが効いていて、基本はニンニクを使ったペペロンチーノなのだが、クミンやコリアンダーなどのスパイスに牛乳のスープ、さらに昆布だしとかなり個性的な味に仕上がっている。 あしゅーら風と名付けるだけある。 ![]() これにインドのせんべい「パパド」をを食べたが、4人(子ども2人)ではさすがに足りないので、玄米カレーと卵焼きのから揚げを追加した。 写真のカレーは普通バージョンだが、グルテン(小麦粉を使った肉に近い料理)のから揚げをトッピングしたり、サラダのセットにしたりできる。 ![]() 帰り際、なんとなくインドの話になり、昨年インドに行った話をしたら、店主がかなり興味を持たれたらしくいろいろと聞いてこられたが(子どもを連れて行ったのですか?とか、物売りが大変だったでしょうとか…)、新しくお客さんが来られたので、話半分で店を出た。 また、ゆっくりとできる時間にぜひインドの話をしたいなあ、とそんな気分で帰ったのであった。 あしゅーら 奈良市川之上突抜北方町18-3 0742-24-0890 12:00~20:00 水木休 P有 HP |
![]() |
2008.05.18 Sun 20:19
こってり好きな人には知らない人はいないラーメン屋さん。とあるラーメン研究家の書いた色紙には「日本一のこってりラーメン」とあるぐらいだ。
この店が法蓮でOPENしたときから、よく行っていた。そのころは究極のラーメン、至高のカレーという看板で、ラーメンは豚骨と醤油の2種類だった。ちなみにこの場所は、その後、源さん、天理スタミナラーメン、ちゃいな食堂、YahooBBステーションと変遷して今は花屋さんになっている。 それが、押熊の今の串まさの場所に移転したときから、札幌、喜多方、横浜など全国のラーメンを出すようになり、ラーメンの種類が一気に増えた。 それが、今の尼辻に移転したとき、また種類を絞って出すようになる。 ![]() ちなみにこの店、1月19日放送の関西テレビ「OH!ソレ!み~よ!」という番組の最近注目のラーメンという企画で堂々ランキング一位を獲得し、店主の福永博昭(通称まりお)さんがスタジオで貝と鴨の塩ラーメンをつくったこともある。 このときはおいしいラーメンを作りそうな体つきだとか妊娠中ですかとかフラメンコの話になったときには(ちなみにまりおさんはプロのフラメンコギタリストでもある)頭の上で手を叩くことができるのかとか、きついつっこみをモモコらから入れられていた。 ![]() ごちそうにしたいですね、と続く。 この店、店内に貼ってある定番メニューは数少ないのだが、創作ラーメンとなると、その数は100種類を超える。 それを、今月の、または週末の創作ラーメンとしてHPにUPされているのだが、今週の創作ラーメンが奈良ではまだ出す店がない鶏白湯ラーメンだったので これは! と思い行ってみた。 出てきたラーメンはまりおさんのHPにもあるようにそれはそれはこってりしたものだった。 ![]() もし、ここに箸を立てたらそのまま立つんじゃないかと思ったぐらいである。 ただし、この実験は縁起が悪いのでしないでおいた。 この鶏白湯スープ、まりおさんが日頃使っている豚骨スープとブレンドしているということで、今まで食べた「福三」や「きんせい」とはまた違った味わい。 しかし、鶏白湯特有の唇がひっつくような感覚はしっかりとあり、天下一品ではないがお腹にどーんと来るスープである。 この日は創作ラーメンがもう一つあったのでそれもいただいた。 それがこの黒小麦麺のざるラーメン。 ![]() かつおを使った返しに貝出汁、そば屋さんのざるをイメージした品。 さっぱりとして麺の小麦の味が際だつ。 途中で温泉卵(まりおさんは黄金卵と呼ぶ)をくずして味を変えることができるのが楽しい。 ちょっとご飯もほしいときはカレー、という手もあるがチャーシュー丼もおすすめ。 ![]() 一応サイドメニューとしてラーメンなどとセットで注文するのだが、十分一人前はある。 とろとろのチャーシューは濃い味に煮込まれていてご飯が進むし、なにより380円という値段設定がありがたい。 ![]() それにしても、ミニカレー(大)とはどのくらいの大きさなのだろう。 九州から取り寄せる地鶏を使った料理も実は静かな人気で、夜はこれを目当てに来る常連客も多い。鶏の生肝は640円。から揚げは480円。どちらも食べごたえのあるメニューだ。 ![]() 実は私、サイトやブログの管理人という素性をあまり明かさないのであるが(本当はきちんとした方がよいのはわかっているが…)、まりおさんはこのことを知ってもらっている数少ない人の一人である。 この日もお店はものすごく流行っていて会釈しただけだったが、今後も奈良のラーメンを引っ張っていく活躍を期待しています。体に気を付けて頑張って下さいね。 ![]() まりお流らーめん 奈良市尼辻433-3 0742-35-1102 18:00~翌3:00(日11:00~15:00 18:00~翌3:00) 無休 P有 HP |
![]() |
2008.05.11 Sun 16:43
私が中学生のとき、通学路に一軒のたこ焼き屋ができた。
それは私の同級生の兄が始めた店だった。 その同級生も卒業後、店に入り、兄弟でこのたこ焼き屋を営業することになるのだが、たこ焼きを買ってくれたお客さんを見送って、いつまでも頭を下げている彼の姿が大人びてまぶしく見えたのを覚えている。 ところでこの店にエキサイトの社長もよく通っていたらしく、自身のブログでもこの店のことを懐かしく書かれている。 エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ その後、一条通の店は新大宮に移転し、ジャスコや高の原など次々と支店を出し、ついにはFC展開として東京にも店を出した。 なかなかの成長ぶりだが、現在奈良で白川のたこ焼きが食べられるのは手貝門近くの店と高の原店のみになってしまった。 この日は胡錦濤主席が奈良に来るということで奈良中がお巡りさんだらけであった。 渋滞もするだろうし、あまり街なかに行ってもややこしそうだったので、たこ焼きを買って昼飯にすることにした。 ![]() この店がフランチャイズか直営かはわからないが、女性二人で店をやっておられる。 たこ焼きのメニューは4種類。前来たときよりも1種類減って値上がりしていた。 ちなみにお客さんの姿が消えるまで「ありがとうございました」と言い続けるのはもうやっていなかった。 ![]() まずは基本のたこ焼き、8個460円。 外側はカリッとまではいかないが、香ばしく焼かれている。 そして、生蛸を使っているので蛸が柔らかい。 ソースは普通と辛口から選ぶことができるが、半々にしてもらった。 ちなみに左半分が辛口だが、写真ではわからない。 ![]() 次が洋風焼き、6個397円。 ベーコン・チーズ・コーン・玉ねぎ入り。 要するにピザ風。ソースは付けずにマヨネーズでいただく。 ![]() これがスタミナ焼き、6個397円。 豚肉、キャベツ、ニラ入りのキムチ味。 ![]() あともう一種類、和風というのがあるが、今回は買わず。 たこ焼きに(昼間から)ビール、テレビでは野球(この日は私が応援するHAWKSは杉内が完封して見事勝利。)と幸せな休日を過ごしたのであった。 白川鱆焼 奈良市今在家58 0742-27-6024 11:00~20:30 木休 P無 (高の原サンタウン店もあり) |
![]() |
2008.05.10 Sat 15:32
高の原のイオンに行くとタイからの輸入ラーメンが売っていた。
この手のものに目がないので早速買ってみた。 この記事はヤムヤムタイヌードルシリーズ5種類の食べ比べについて書いたものである。 ① トムヤムクン・クリアースープ ![]() おすましタイプのトムヤムクン。唐辛子がよく効いた辛酸っぱいスープ。 海老の味がしっかりと出ている。 ② トムヤムクンフレーバー ![]() 前出のトムヤムクンにココナッツミルク味が入ったもの。こちらの方が辛さもマイルドで食べやすいかも。 ③ チキンフレーバー ![]() 上2つがトムヤムクン(クンが海老)味で海老の味が強いのに対して、こちらはチキンの味がしっかりと出ている。相変わらずスパイシーではあるが、辛みは少なく誰にでも食べやすい味。 ④ トムヤムポーク ![]() 気合いの入った男性のパッケージが印象的。味はさっぱり、すっきり。ポークといってもしつこさはない感じ。 ⑤ ヤムサブフレーバー ![]() 一口食べてみたところ、レモンかライムの味が強いもののなんだか薄い感じ。 今までのラーメンの中で一番薄い。 「これはあんまり美味しくないね。」と言ってたら… (*0*;) ギョ! あえそば?! ![]() 写真もちゃんと汁なしやん! 袋の裏の作り方を見ても ![]() 湯をよく切り とわざわざアンダーラインまで引いて書いてある。 アンダーラインまで引いてあるということは間違える人が多いということだろう…。 今度買ったときは気を付けよう(^_^; 。 ところで、①と②の袋のデザインが女の人の顔の一部になっているのだが、もしかしてつながるのか? 気になったのでつなげてみた。 ![]() さらに、左半分も気になるので書いてみた。 (娘に書かせたのだが、彼女の想像ではウィンクらしい) ![]() みなさんも一度、タイヌードルの食べ比べをしてみられてはいかが? 楽しいですよ。 |
![]() |
2008.05.08 Thu 20:39
橿原での仕事の帰り、ランチはどこにしようかと思って車を走らせていると、気になる看板を発見。
インド料理 フジヤ? おお、不二家もついにインド料理に進出かと思ったら、 ![]() よく見たらフジヤじゃなくてプジャだった。 そういえば、前に京都の有名店が橿原に支店を出すという情報を掲示板で見たので、ここかと思い入ってみた。(実は掲示板の店とは全く違うことが後で判明…。) メニューを見るとランチが4種類。 ![]() いろいろと食べたいのでDセットも気になったが、カレーを2種類食べられるBセットにする。 ここのカレーは辛さが普通から超激辛まで、何を数値化しているのかはわからないが、0から50まで辛さを選ぶことができる。 ![]() 私は辛いものが好きなので、注文を取りにきたホールのインド人に超激辛を頼もうとしたが、 (∇°;;;;) ゲゲ! って顔をされてこちらも驚いた。 一応、「辛いのは大丈夫です。」と言ったら、「では辛さはいくつにしますか」と聞いてきたので、とりあえず30にしてみた。(←さすがに50という勇気はなかった。) まず、サラダが運ばれて、少ししてからカレーのセットがやってきた。 しか~し、このBセット 大きな問題がある! カレーは日替わりとエビのカレーの2種類なのだが、曜日で決まっている日替わりがエビと南瓜のカレーなのだ。 日曜から金曜はいい。しかし、土曜はカレー2種類がほぼ同じ味なのだ。 土曜日のBセットはあまり意味がない (хх。) ![]() ナンはふっくらともちもちしたタイプ。 パーパル(インド豆のせんべい)はパリッとお菓子のような食感。 ![]() 辛さ30(もう一度いうが基準は不明)だからとおそるおそる食べてみたが、まあ、大丈夫…、舌にピリッとくるが、ココ壱の10倍よりはまだましか。 だが、スパイスの辛さは時間差で来るもので、食べている半ばから、徐々にやってくる。 まず、頭の毛穴から汗が出てくる。 次に、たらたらと汗が流れてくる。 ホールのインド人がこちらを見てニヤッと笑ったような気がした。 しかし、ここは辛さに苦しんでいるのをさとられないように食べ進めていると鼻水が出てきた。 m(~q~;)m まあ、それでも一通り食べ終わったらホットチャイが運ばれてきた。 食べられずに残したナンも包んでくれた。 ![]() 帰り際、レジでお金を払おうとしたら、「30カレーはどうでしたか?」と聞かれた。 「なかなか辛かったです」と答え、消化にいいというクミンを口に入れた。 ![]() 実はこの店カレーだけでも20種類以上、ナンも10種類近くあるというなかなかの実力店である。 中南和にはインド料理の店が少ない。うわさの南インド料理店もまだのようである。 今後に期待したい店である。 PUJA(プジャ) 橿原市葛本町708-1 0744-24-6174 11:00~15:00 17:00~23:00(土日祝11:00~23:00) 無休 P無 |
![]() |