何でも食べたい、食べてみたい、美味しいもの、珍しいもの、いろいろ食べた記録。+気になっているもの。
2016.09.30 Fri 20:10
喫茶マウンテンを下山して、大須にやってきた。 そもそも今回の名古屋日帰り旅行は、息子がある会合に出席するのに、親が運転手としてついてきたもので、会合中、私と嫁さんは適当に名古屋で遊んでいたのである。 名古屋で何をして遊ぶかはほぼノープランで、動物園でイケメンゴリラを見るとか、名古屋城で戦国ショーを見るとか、いくつか案があったが、結局 大須の街をぶらぶらと散策することにした。 名古屋で繁華街と言えば、SKE・栄 だろうが、私にとって栄は大阪でいうキタのようなイメージで、下町の情緒が残る大須の方が天王寺のように身近に思えた。 実際、大須観音に続く商店街は洗練され過ぎておらず、名古屋らしい雰囲気を楽しむことができた。 ![]() ![]() 私が、珍スポット、おもしろスポットを巡るのが好きなのは前回のブログで書いたが、食べ歩き、特にラーメンが大好きである。 2時過ぎ、まだ お腹にはピカンテライスが残っていたが、 名古屋で、名古屋ならではのラーメンを食べたい。 もしあるのなら、ひつまぶしラーメンや手羽先ラーメン、天むすラーメンでもよかったのだが、どうもないようなので、名古屋ご当地ラーメンの台湾ラーメン、台湾まぜそばを第2候補とした。 ・・・とはいえ、台湾ラーメンや台湾まぜそばは関西でも食べられるし、お腹のすき具合からも、あまりがっつりという気分ではない。 こんなときスマホは便利だ。ヤフーで検索すると、ラーメンデータベースという企画がトップページにあり、愛知で一位の店が近くにあった。 ![]() ![]() 煮干鰮らーめん 圓 東京で大人気の名店が名古屋大須に登場!こだわり抜かれたスープに相性抜群の麺が絡みあい、感動の味。 大通りからちょっと入ったアミューズメントスポットの前、隣のトルコ料理の店の方がよく目立つ、一見してラーメン屋には見えない一軒家 (プレハブ?) の店構え。 入ったすぐにある券売機で、イチオシらしき、煮干しラーメンとつけ麺 (小) を注文し、カウンターの奥の席に座った。 ![]() ![]() 左:煮干しラーメン 煮干しと醤油味がバランスよく感じられるスープ。つるっとした中細の全粒粉入りストレート麺。肉厚のバラチャーシュー、材木メンマ、半玉、ネギとシンプルな具。 右:つけ麺(小・130g) つけ汁はラーメンよりも濃い醤油系。スープ割りをすると魚のワタのような苦味が感じられる。鰮はいわし、煮干しを液体にして飲んでいるような味わい。 サービスも丁寧で、店名のように円やかなラーメンがいただける店であった。 煮干鰮らーめん 圓 名古屋大須店 愛知県名古屋市中区大須3-30-31 11:00~15:00 17:00〜22:00 (スープが無くなり次第終了) 水休 P無 煮干鰮らーめん 圓 名古屋大須店 (ラーメン / 上前津駅、矢場町駅、大須観音駅) |
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2016.09.26 Mon 19:36
ホームページをリニューアルしてから、奈良の情報はそちらに集約するようになって、こちらのブログがおろそかになってきた。 何か書こうと思っても、内容がかぶってしまい、なかなか筆が進まない(パソコンだけど)。 ・・・で、結局、県外でいただいたものを紹介するブログになっていて、それはそれで仕方がないと思うのだが、夏に行った札幌の旅行記が終わらないうちに名古屋である。 どうすればいい・・・と思いつつ、名古屋だぎゃー! 私は食べ歩きが趣味であるが、珍スポット、おもしろスポットを巡るのも好きである。海外でもタイや、ミャンマー、香港などでおもしろい寺などを巡ってきたが、そのあたりはもう一つのブログ、naranaraの今年はどこ行く?何食べる? を見ていただきたい。 さて、名古屋で一番の珍スポット、そして、変な店、といえばまちがいなくここであろう。 ![]() ![]() 喫茶マウンテン 噂には聞いていたが、苦節30年 (←サバ読んでます)、初めて 登山してきた。*1 カーナビに喫茶マウンテンと入れたら、なぜか着いたのが北区にある 別の喫茶マウンテンだったというトラブルに見舞われたが、そこからしばらく走り、予定時刻を大幅に過ぎた12時前に到着した。 マウンテンという店名の通り、山小屋風の作り。駐車場には岐阜、浜松あたりはともかく、練馬、横浜、なにわなどのナンバーの車が停めてあって、 その中にしっかりと奈良ナンバーを刻み込んできた。 ![]() ![]() 外待ちの客が一組、中にも3組待ち客がいたが、回転は速そうだ。 入口には営業時間の変更のお知らせの紙が貼ってあったが、その日が 平成29年である。平成29年があるかどうかも 今 議論されているところだというのに、 ちょっと先すぎやしないか? 15分ほど待って、窓際の席に案内される。 ![]() ![]() 店の広さに対してやたらと席数が多く、テーブルも小さい。周りのお客さんの声も自然と聞こえてくるが、 関東弁、関西弁、中部弁が入り混じった独特の雰囲気。 メニューは変なメニュー、変なネーミングのメニュー、普通のメニュー が並んでいるが、予習をしてきたので、普通のメニューだけは避けたい。 一つは看板メニューである甘口スパの中から、甘口抹茶小倉スパ、もう一つは、激辛の ピカンテピラフ、と真逆の二つを頼んでみた。 ![]() ![]() 左:甘口抹茶小倉スパ 抹茶を練りこんだスパゲッティの苦みとあんこの甘み。イメージは冷たいパスタだったが、実は湯気の立つ熱々。生クリームが解けて味が一体化する。パスタというところに引っ掛かりがあるが、デザートと割り切れば、おいしくいただける。 右:ピカンテピラフ ピラフの中に刻まれたハラペーニョのような激辛の唐辛子がたっぷり入って、それだけで辛い。さらにソースもピカンテソースという辛いソース。半熟の目玉焼きが少しだけ辛さを緩和してくれる。辛いものはだいたい大丈夫な私だが、これは辛かった。 結果、甘口抹茶小倉スパは遭難 *2、ピカンテピラフは登頂 *3。 まあ、結果は1勝1敗であったが、名峰 喫茶マウンテンにアタックできたことだけでいい経験になった。 なぜ山に登るのか? そこに山があるから。 喫茶マウンテン 愛知県名古屋市昭和区滝川町47-86 052-832-0897 :800~22:00 平成29年2月1日から 9:00~21:00 月休 (祝日営業、翌火曜休み) P有 blog *1喫茶マウンテンに行くことを 「登山する」 という。 *2完食できず残したら 「遭難」 という。 *3完食できたら 「登頂」 という、隠語である。 マウンテン (喫茶店 / 八事日赤駅、いりなか駅、八事駅) |
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2016.09.21 Wed 18:36
小樽へ向かう函館本線は海沿いを走る。 札幌を出てすぐは それなりに街であったり、郊外の住宅地であったりするのだが、だんだん、耕作地が多くなり、海岸線に出てからは、“哀しみ本線日本海”とか、“風雪流れ旅” の演歌の世界になる。 ゆらりゆらりと電車にゆられ、小樽駅に着いたら、午前10時過ぎ。朝ご飯を食べていないので、駅から近い三角市場へ。 ![]() 実はここ形が三角形ということで、この名前がつけられているのだが、実際、地図で見てみると28角形である。まあ、細かいことは気にしない。 ここでブランチとしゃれこもう。 (←そんなしゃれたもんではありません) 三角市場では6店舗の食事処があり、どこも海鮮丼があり、定食があり、テレビで取材を受けたときの写真が貼られている。 はじめて来た観光客には違いがわからない。 ![]() ![]() わからないので、何となく雰囲気がよさそうで、店内が広々としていて、入りやすそうな、 “味処 たけだ” に入る。 鮮魚店直営の社長自らの目利きにより競り落としてきた新鮮な魚介類を堪能でき、年中安定供給が可能です。 小上がりもあり、三角市場最大の広さで団体客の受け入れもできます。旬のおまかせ丼は2,800円で約12種類以上のネタが入っていてオススメです! ちなみに 好きな魚辺の漢字は “鰰” らしい。 ←何と読むでしょう? ![]() ![]() 丼は20種類、写真付きで載っているが、「お好みのネタをトッピングできます」 とあるので、組み合わせは無限大である。 これに、刺身や焼き魚など。 悩む・・・ ・・・で、結局 注文したものがこちら。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生うにいくら丼/生牡蠣刺身/甘海老刺身/生ほたて刺身/ボイルしゃこ どれも新鮮で、さすが北海道、と満足であった。 まだ、10時台だけど、小樽ビールも飲んで、贅沢なブランチであった。 三角市場 北海道小樽市稲穂3丁目10−16 6:00~17:00 http://otaru-sankaku.com/ 市場食堂 味処たけだ 0134-22-9652 7:00〜16:00 http://www.otaru-takeda.com/ P.S 答えは 鰰=はたはた でした。 |
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2016.09.12 Mon 21:49
札幌ドームでうまいビールを飲んで、地下鉄東豊線で、すすきのに戻ってきた。 駅からホテルへは徒歩約15分、夜も10時半を回っていたが、軽く、おいしいもので、できれば北海道らしいものをちょっとだけ食べて帰りたい。 ラーメンは昼に食べたし、明日は海鮮に行く予定だし・・・ ということで、ジンギスカンに決定。 ジン ジン ジン ギスカ~ン~♪ ○△*▼□●+~♪ ・・・、で、選んだのがこの店。 ![]() ジンギスカン 羊飼いの店 『いただきます。』 店名は 「いただきます」 だが、「羊飼い」 をいただくわけではない。←重要。 ジンギスカンは北海道の名物料理ではあるが、実はその羊肉の99%はオーストラリアやニュージーランドからの輸入肉だという。この店は、ジンギスカン店を開くために牧場を開いて、完全北海道産の純血サフォーク種を出すとのこと。 すでに10時40分を回っているというのに、外待ちがいて、店に入るまでに20分かかった。 ![]() ![]() 店内は牛丼屋のようなコの字型のカウンターになっており、奥の角席に案内された。 メニューにはさすがに牧場直送というだけあって、精肉だけでなく赤・白ホルモンもあって関西では絶対に食べられないようなものが数多くあった。 で、いただいたものがこちら。 ![]() ![]() 左:ジンギスカン まずは定番にジンギスカン。直営牧場で育てた北海道産の羊肉。モモ、ウデ、バラ、スネなどの部位がそれぞれ入る。直営だからこその値段、980円 。 右:羊のレバー 内蔵肉で一番のオススメメニューとのこと。レバー特有のモソモソとした食感が少なく、しっとりと食べやすい。 ![]() ![]() 左:ミノ せっかくなので、羊のホルモンをもう少し食べたいと思い、店員さんにおすすめを聞くと、すぐ、このミノと答えられた。まったくクセがなく、噛むほどにうまみが広がる。1550円とちょっと高級。 右:羊飼いのクッパ(小) クーポンがあったので、人数分サービスしてもらえたのだが、いろいろ食べたいので、とりあえず一人前。羊のスジなどをじっくり時間をかけて煮込んだスープ。 そこそこ いい値段ではあったが、さすが、本場でしか食べられない、いいお肉を堪能してホテルに戻ったのであった。 ![]() 実はこの店、ひそかにファンが多いワカコが出没する店らしい。 ぷしゅー ジンギスカン 羊飼いの店 いただきます 北海道札幌市中央区南5条西5丁目一番地6 011-552-4029 [月~土] 11:30~3:00 (L.O. 2:30) [日・祝] 11:30~23:00 (L.O. 22:30) 無休 P有 http://じんぎすかん.net/ |
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2016.09.04 Sun 19:59
ホテルから大通方面へ、途中、狸小路を通ると、でっかい狸のバルーンなどもあり、楽しみながら歩くことができた。 私が行きたかったのは、味の三平 という店。 数ある札幌ラーメンの中で、ここに行きたかったのはいくつか理由があるが、まずは、ここが味噌ラーメン発祥の店だということ、そして、チェーン店化しておらず、ここでしか食べられないこと (ただし、通販はある)。 このあたりだろうと思って、ふと見ると、「味の三平」 の文字。 ![]() 何かのテレビで、“今はビルの中にある” とは知っていたので、ずんずんエスカレーターを上っていくと、あった、 4階、文房具を売る、広々としたフロアの奥、行列の奥に見える “味の三平” の暖簾、 ![]() 文房具売り場にラーメン店 今までいろんな店に行ったことがあるが、さすがにこれは初めてである。 外待ち7人、10分後、中に入ると、さらに待つ人10人ぐらい。結局、20分後に着席。 メニューに人気の順が書かれてあったので、とりあえず、1番人気から3番人気までを注文してみた。 ![]() 一番人気 味噌ラーメン そりゃそうだろう、味噌ラーメン発祥の店で、これを頼まん手はない。特に道外から来たからには当然である。 スープは一口目はあっさり、味噌は底にあり、かき混ぜると濃厚になる。麺は札幌では超有名な西山製麺のく中太の縮れ麺。プリッとした食感でコシがある。具はひき肉にメンマ、もやし、タマネギ、かいわれダイコン。 ![]() ニ番人気 からい鉄火麺 辛さレベルは “大中小” から選べる。とりあえず、中辛で。味噌に、唐辛子・胡麻油・とろろ昆布などを練り合わせたどっしりとした辛いラーメン。 私は辛いのが好きなので、辛さの中にコクがあって、おいしくいただいたが、けっこう辛いスープだったと思う。 ![]() 三番人気 醤油ラーメン 札幌ラーメンと聞くとどうしても味噌を思い浮かべるが、味の三平が味噌ラーメンを出すまでは醤油が中心であった(らしい)。 この店でも醤油ラーメンが3番人気であり、実際、コクのあるスープはなかなかおいしかった。チャーシューが入る。 それにしてもこの満腹感はなんだろう。名物というシューマイも頼もうと思ったが、お腹いっぱいになって結局頼まなかった。きっと、麺の量が多いのであろう。 札幌で行くべく店に行って、充実した気分で店を出たのであった。 味の三平 札幌市中央区南1条西3丁目2 大丸藤井セントラル4F 011-231-0377(店舗) 011-811-2297(お土産ラーメン地方発送) 契約P有 HP |
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