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めしうどん 若竹 ~目からウロコの繁盛店~ 
2011.03.29 Tue 17:08

「無知の知」 by ソクラテス

世の中にはまだまだ知らないことがたくさんある。 みなさん、この店をご存じだろうか。

若竹若竹


場所は一条高校から少し南に行った川沿い。ビルの屋上に大きな字で 「めし、うどん」 と書かれた看板があるので知っている方も多いかと思う。

しかし、私のこの道を通る時間帯が悪いのだろうか、のれんが掛かっているのを見たことがなく、営業している気配がなかった。ネットで調べても「食べログ」や「ぐるなび」にかろうじて住所と電話番号が載っているだけで詳細は全くわからない。

前から気になっていたところ、ちょうど、この日は開いていた。折角なので、家族で行ってみることにした。

若竹若竹


店はカウンター5席、4人がけのテーブルが3つ、先客は1名であった。 「こんなんでやっていけるんかいな」 ・・・、失礼ながらそう思った。

カウンターの向こう、日替わりメニューがホワイトボードに書かれている。カウンターには、日替わりのハムエッグ定食の あとはハムエッグを乗せればいいだけの皿 と親子丼らしき丼が並んでいる (写真左)。

「まさか、親子丼まで作りおきか?」 一瞬 不安が胸をよぎったが、これは出前の品であった。


私たちは日替わりから「ハムエッグ定食」「親子丼、豚汁つき」、そして、店の実力を知る指標となる「オムライス」を注文した。

実は「カレーライス」を注文しようとしたのだが、「今日は月曜日だからまだ仕込んでないねん」 とのこと。また「オムライス」についても今日は特別に作れるということであった。

このあたりまでは 「なんだかなあ」 という感じだったが、「ご飯の量どうする?」「ハムエッグの焼きは片面、両面?」 と細やかな注文を聞いてくれ、ちょっと好印象であった。


しばらくして注文したものが運ばれてきた。

若竹若竹


親子丼もハムエッグもお母さんが作るような家庭的な味であった。いや 作っているのがお母さんだから当然だろう。ここに娘さんとお父さんが加わった3人で店を切り盛りしている。

私たちが店に入ったのは11時45分頃、注文したものが出てきて食べ始めた12時過ぎ、にわかに客が増えてきて、見る見るうちに満席になった。


察するところ、近くの奈良新聞の社員が多いみたいだ。


「ハムエッグ、ご飯 中の少し多め」 「日替わりの親子丼を玉子丼で」 「親子丼、うどん付で」 などなど、次々と来る細かい注文を厨房のお母さんに伝える娘さん、そして手際よく調理するお母さん。 そのお母さんに怒られながら右往左往するお父さん。

家族の見事なコンビネーションで次々と客の要望に応えていく。ただ ここで気づいたのは、客の方も 「日替わり」 しか注文しないこと、私のように 「オムライス」 とかイレギュラーな注文は一切しない。

若竹若竹
(ちなみにオムライスはちゃんとチキンを使い、グリンピース多めの懐かしい味であった。)

「目からウロコが落ちる」 とはこのこと。

最初、私は 「やってるのかやってないのかわからない店」 だと思った。細々と経営している 「つぶれかかった店」 だと思った。

ところがどっこい、昼時には満席になり、さらに出前もたくさん注文される繁盛店だったのだ。客もまたしかり、店の立場をよく知り、あうんの呼吸で自分の好みを注文する。

すばらしい・・・。

まさしく 「What a Wonderful World~♪」  こんな世界があったのか。

若竹若竹

さらに500円の定食でもコーヒーか紅茶がつく。娘さんがうちの息子に 内緒で とヤクルトをくれた。 なぜ内緒なのか 誰に内緒なのか わからないが、ここで公表してしまった。

かけうどんは350円、一番高い焼肉定食でも900円。奈良新聞の社員でなくても通いたくなる店である。そこには厨房を仕切るお母さんと 見事に補佐する娘さん、少しぎごちなく動くお父さん、と3人の家族の絆が見えてくる。

帰り際、「お近くならまた寄って下さいね」 と言いながら、子どもたちに源氏パイをくれる娘さん。この辺りにこの店が客を引きつける理由があるのかもしれない。

平日の昼間しかやっていないのでハードルは高いが、また来たいと思う。

若竹 
奈良市法華寺町47-4
0742-34-7877
11:00~15:00
土日休 P有


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テーマ:奈良 - ジャンル:地域情報

タグ : 食堂 オムライス 親子丼・鶏丼

category:食べ歩き 奈良市
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