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藍布 ~長屋でアジア薬膳料理を~ 
2013.04.30 Tue 18:28
 
一条通が “きたまち” と呼ばれる地域に含まれて、エルマガなどのおしゃれな雑誌に載るなんて、私が中学校に通っていたころには夢にも思わなかった。

昔からあるのは、「成平寿司」「てる房」 ぐらいで、やっているのかも、よくわからない。たこ焼きの 「白川」 は、だいぶ前に転害門近くに移転した。

「橋本洋傘店」 は、昔からあったが、その向かいの長屋におしゃれな店が次々とOPEN。

藍布藍布


まず最初に開店したのは、雑貨店の 「TAMARI」、当初は 「SUWARI」 であった。

そして、隣にできたのが、「ちてはこカフェ」、10歳以下お断りとあって、うちの子は12歳だが、体が小さいので、入店のとき、年齢確認とかされたら嫌なので今のところ遠慮させていただいている。

今回行ったのは、今年1月にオープンされた、「藍布」 さん。

藍布藍布


ここ、アジア薬膳料理ということで、以前は大阪・谷町でお店をされていたのだそうだが、そこを閉め、3年ほどの修行の後、縁あって、きたまちに来られた。

新しい場所は、奈良です。近鉄奈良駅の北側、このところ「きたまち」としてメディアにもちらほら取上げられているので、ご存知の方もおられるでしょうか、聖武天皇陵のすぐそば、ちょい向こうに若草山の山肌も見え、東大寺の大仏さんに会いにゆくのもお散歩感覚な、まことにやんごとなき立地です。

そういう、全国規模或いは世界遺産的な観光スポットの足元にもかかわらず、至ってフツーな閑静すぎる住宅街にある、築100年に迫る年季の入った長屋の一廓をお店にします。(詳しくはここ



メニューは、週替わりの薬膳ランチと定番のカレー、これにドリンクとアジアのおやつ。私たちは、とりあえず、ランチとカレーを一つずつ注文した。

藍布藍布


まずは前菜とスープがやってきた。

左:いんげんとコーンの白ごまソースあえ、筍と春雨のタイ風炒め。

筍と春雨は、ナンプラーやカピと言う、魚介の醗酵調味料を使った炒め物にしました。筍も緑豆春雨もデトックスに有効な食材なのですが、どちらも体を冷やす涼性のものなので、温野菜で。彩りを兼ねて入れたクコは筍との相乗効果で、この時期の眼の充血や痒みなどを和らげるとされます。(詳しくはこちら

右:薬膳スープ。

半透明の茶色がかった液体に、ネギが浮いているだけの、極めて地味ーーなヴィジュアルです。が、実は仕込みに一番時間がかかるのがコレ。ベースのスープは鶏です。ニワトリさんの、脚じゃなくて足、俗に言う「モミジ」ですな、アレをじっくりゆっくり煮込んで、ダシをとります。そこに、季節にあわせた生薬を数種加えています。(詳しくはこちら


そして、ランチのメインのカレーと定番のカレー。

藍布藍布


左:スリランカ風サバのココナッツカレー・黒米とアワ入りご飯

トマトを加熱して、温めるスパイスも多用した、スリランカのカレーです。魚をカレーに入れるのは日本のカレーではあまりメジャーではないのですが、東南アジア、南アジアは海に面した国々が多いですから、当然、お国のカレーには魚を使ったものも結構あります。(詳しくはこちら

右:ひよこ豆のカレーランチ

具材がごろごろ、そしてルウはわりとさらりとした喉越しです。結構、スパイシーではありますが、野菜から出る甘みが絡んで、さほどヒーハー言う辛さではありません。

最初に玉葱と香味野菜をいためるとき、少しだけバターを使っていますが、そのほかは全て動物性のものは入れておりません。肉・魚を召し上がらない方もどうぞ。(詳しくはこちら


付け合わせの大根の香味醤油漬け

ベースは酢じょうゆ味ですが、ごま油や花椒(ホアジャオ:中国の花山椒。大根は「消食作用」があります。大根を切ってざるに並べて半干しして、調味料合わせた漬け汁に漬け込むだけ。


そして、デザート。

藍布藍布


左:ハトムギともち米と小豆のココナッツミルク、ジャスミンティー。

デザートは最初、ハトムギばっかりで炊こうかと思っていたのですが、ハトムギ自体は涼性なので、いまの時期もうちょっと温め系をプラスしたいかな~と思い直し、もち米とブレンドしました。小豆とハトムギで、むくみや関節に溜まる水、ジュクジュクしたタイプの皮膚トラブルに働きかけます。このデザート、しっかりかき混ぜる方が確実に美味しいので、提供するたんびにシツコク?「よくかき混ぜてお召し上がりください」とお声掛けしてたらんぷ店主です。


右:はちみつ柚子のクリームチーズケーキ、ベトナムコーヒー。

アジアのおやつの中からの一品、ベトナムコーヒーはコンデンスミルクをたっぷり入れて。


店主のブログ (らんぷ通信・アジアの幸せ料理と旅のお話)からいくつか転載させてもらったが(店主さんが読まれて問題があれば言って下さい、削除します)、このブログ、なかなかおもしろい。

何がおもしろいかというと、レシピが詳しいのである。カテゴリーに胃袋旅行というのがあって、中国や韓国、東南アジア、富山といった各地で食べたものを紹介されているのだが、食材や作り方などが詳しく書かれていてとっても参考になる。


まだ、できて3ヶ月ほどだが、このブログを読ませていただくと、まだまだ引き出しをたくさん持っておられるように思う。

いちにち薬膳セミナーという企画もされているみたいで、ますます楽しみな店である。

藍布
奈良市法蓮町1232
0742-27-1027
11:30~16:20 (ランチ~14:30)
火・第1水休
P有 HP


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テーマ:奈良 - ジャンル:地域情報

タグ : Cafe エスニック料理

category:食べ歩き 奈良市
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